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TAPIRUS航海日誌、地球歴03.02.2017

タピルス第一弾の電子書籍は、横井福次郎の『かんがえ太郎』となりました。
元画像は国会図書館のデータを、ありがたく使わせていただいております。

こんな感じの元データを……

ゴミを消してキレイにして、色も変えて……

表紙なんかも勝手に作成し直したりして……(左は没案)

無事完成です!!

さて、今回の『かんがえ太郎』は、ほぼ、主人公の太郎くんの妄想でお話が進みます。
もしも「ナニナニ」だったらどうだろう?……と妄想力をふくらませ、あるときは小人になり、あるときはロボットに、またあるときは百年後の未来に行ったりします。
この辺の変幻自在な発想力が、科学漫画の傑作『ふしぎな國のプッチャー』を生み出した横井福次郎の真骨頂なのだと感じました。ぜひ御覧下さい!

横井福次郎といえばSF漫画の傑作『ふしぎな國のプッチャー』。
当然、最初に思いついたのはプッチャーの電子書籍化でしたが……「絵物語」という特殊な形式(挿絵のやたらと多い小説のようなもの)は、そのままの形ではどうも電子書籍に向きません。残念ながら今回は見送ることにしました。

横井福次郎(よこい・ふくじろう) 1912年9月25日―1948年12月5日