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本当はいちばん最初に出そうとしていた「ふしぎな国のプッチャー」がようやく刊行できました!!
現代では廃れてしまった「絵物語」という、小説と絵本のあいのこのような読み物です。

元の紙面を見てもらえばわかるように、1ページの中に絵と文章がぎゅうぎゅう詰めにされています。

『少年倶楽部』という、単行本の二倍くらいの大きさの雑誌に連載されていたので、そのまま電子書籍として出すには大きさ的に無理があるだろうと刊行をあきらめていました。
今回は、電子書籍でも読みやすくするため、本来1ページに収まっていたコマを2〜3ページぐらいに配分しなおし、大幅にレイアウトを組みなおしてみました。

それから、画像の状態が非常に悪く、そのままでは何が描いてあるのか分かりづらいと感じたので、かすれた線を補助するためにモノクロで簡単に色を付けてみました。