内容紹介
探偵小説作家の重鎮、大下宇陀児の小説四遍を収録した「ニッポン遺跡 大下宇陀児SF傑作選」の登場です。
今回は、新たに描き起こした挿絵25点を収録。リフロー型レイアウト。

目次
ニッポン遺跡
宇宙線の情熱
紅座の庖厨
空中国の大犯罪

※本書は、1967年発行『ニッポン遺跡 : おかしな小説』等を底本にし、図版等を加えて再編集したものです。

プロフィール
大下宇陀児（おおした・うだる）
1896年11月15日―1966年8月11日
明治29年、長野県箕輪村で生まれる。探偵小説家。
江戸川乱歩、甲賀三郎と並び称される探偵小説作家の重鎮。
大正14年『新青年』でデビュー。
昭和26年『石の下の記録』で第4回 探偵作家クラブ賞を受賞。
昭和27年「探偵作家クラブ」会長に就任
昭和41年8月11日、心筋梗塞で死去。
著書
『石の下の記録』『虚像』『烙印』等