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内容紹介
こんにちは、電子書籍の本屋「タピルス」の渋谷貘と申します。
前回に引き続き、文学好きなら一度はやってみたい「自分セレクト」のアンソロジー、読書の「読」と「毒」をかけて「13の毒書」第二弾です。今回も毒のある短篇ばかりですので、どうぞお楽しみください。
カバーと本扉に19世紀に活躍した画家ジャン=レオン・ジェロームの描いた「奴隷市場」、その他、新たに描き起こした挿絵13点を収録しました。(リフロー型レイアウト)

Contents
蒲松齢—————畫皮 聊斎志異より
村山槐多————悪魔の舌
M・ルヴェル——フェリシテ
牧逸馬—————女肉を料理する男
大下宇陀児———老婆四態
葉山嘉樹————淫売婦
小泉八雲————食人鬼
E・A・ポオ——ウィリアム・ウィルスン
佐藤春夫————女誡扇綺譚
谷崎潤一郎———秘密
グリム兄弟———強盗のおむこさん
萩原朔太郎———死なない蛸/蟲
A・ビアス———蛇

本書はテキストを新字新仮名遣いに改めていますが、
一部、意図的に旧字のままにしてある箇所があります。
例)少=尠 ほとんど=殆ど など