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内容紹介
今回は、文学好きなら一度はやってみたい「自分セレクト」のアンソロジーを編んでみました。
読書の「読」と「毒」をかけて「13の毒書」第一弾です。かなり毒のある短篇ばかりですので、どうぞお楽しみください。
カバーと本扉にルネサンス期の画家バオロ・ヴェロネーゼの描いた「レダと白鳥」、その他、新たに描き起こした挿絵13点を収録しました。(リフロー型レイアウト)

Contents
グリム兄弟──柏槙の話
西尾正────海蛇
妹尾アキ夫──恋人を食う
金城朝永───食人鬼ビーン
大下宇陀児──紅座の庖厨
村山槐多───魔猿伝
ゴーティエ──クラリモンド
小酒井不木──犬神
桑原隲蔵───支那人の食人肉風習
葉山嘉樹───死屍を食う男
中島敦────狐憑
牧逸馬────肉屋に化けた人鬼
谷崎潤一郎──天鵞絨の夢